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大學院映像研究科概要

shooting_studio_img200901 映畫學校の創設は、産業としての映畫メディアの重要性に気づいた先進諸國が進めてきたものですが、我が國ではさまざまな理由からこの問題は顧みられてきませんでした。
 ここ數十年は、アジア諸國での映畫學校の創設や振興策が進み、アジアからこれまでとは異なった才能が世界へ向けて花開きつつあることは、周知の事実となっています。

 本研究科は、學部を持たない獨立大學院で、修士課程と博士後期課程を有しており、2005(平成17)年に設置された映畫専攻から始まり、メディア映像専攻、博士後期課程(映像メディア學)の設置を経て、2008(平成20)年にはアニメーション専攻を設置しました。

 映畫は、言葉ではなく映像によって現代の物語を紡ぐ紡ぎ手であり、同時にその語り部の役割を擔うことで、異なる言語の壁を越え、來るべき世界の物語を作り出す場となっています。物語を伝えるという意味では、映畫は文學と比較されがちですが、映像は言葉以上の伝搬力がある、新しい表現メディアなのです。
アニメーションは、一般的に絵畫の延長として考えられがちです。しかし、動かないからこそ生まれる表現としての絵畫と、動くことによって「時」をとらえられるアニメーションの間には、大きな違いがあることを理解する必要があります。

 こうした魅力的で、新しい表現世界を持つ映像メディアは、その表現を支えるメディア技術そのものの変化が非常に激しく、ともすると技術の新しさに囚われ、蕓術表現の基礎を見失いがちなのです。
 「文化」という言葉は、學問がある、あるいは読み書き能力があるという意味ですが、元來「Culture」という英語からの翻訳語です。また、「Agriculture(農耕)」という言葉があることからも分かるように、「Culture」には「耕す」という意味が含意されています。蕓術文化は、言わば社會を耕すという重要な役割を負っているといえるでしょう。

 また、蕓術表現の本質は、生まれながらの人間が持つ「寂しさ」への抵抗です。他者とのコミュニケーションは、その「寂しさ」の共有であると言ってもいいかもしれません。ひとりの優れた表現者を育てることは、その「寂しさ」に面と向かう勇気を與え、それを表現へと昇華させる自信を與えることです。その意味で、大學院にいる間に、表現を通して人間の本質を掘り下げ、自分自身を耕して欲しいと考えます。
 個々人の表現が、新しいメディアを通して社會に伝搬してゆく、そうした姿を私たちは夢見ています。

設置年月 平成17年4月
キャンパス 橫浜市中區本町4-44(舊富士銀行建物)を中心とした場所において、橫浜市との連攜協力のもとに展開する。
最寄り駅 橫浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道駅」
取得學位名稱 修士課程:修士(映像)
博士後期課程:博士(映像メディア學)
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